円山川左岸堤防のすぐ内側、日高町西芝区の住宅地の中に、小さい須賀神社の建物があり、境内に乳の祈願が伝わるイチョウがある。イチョウの場所は入って正面にある拝殿左手の奥の目立たない場所で、木はそれほど大きくなく枝も強く剪定されているが、小さいチチがびっしり付いている。根元に「乳の木」という立て札がある。
「乳の木さん」と呼ばれて、戦前は遠方からもお参りに来る人がいたこと、乳を出すためにはイチョウの皮を持ち帰りお粥に入れて食べたという話が『ひだか辞典』と『豊岡市立歴史博物館ニュース』に紹介されている。
ご祭神は須佐之男命で、沿革等は不明。現在無住となっていて、神門神社が管理している。
豊岡市に須賀神社は3ヶ所あるので注意が必要。
日高町:ひだか辞典(愛するふるさと ひだかの宝)、日高町、2005年、p138
豊岡市立歴史博物館ニュース57号(2019年11月)https://www3.city.toyooka.lg.jp/kokubunjikan/news/news57.pdf
写真:奥 起久子撮影(2022/10/16)、豊岡市立歴史博物館
情報提供:豊岡市立歴史博物館